トップ «前の日記(2018-01-07) 最新 次の日記(2018-03-31)» 編集

あしたに日記[RSS]

Wiki/Bookmark/Top


2018-01-22 [長年日記]

かいわれタイムラプス

冬休み工作第二弾です。年末には完成してたのですが撮影等に時間がかかったので今頃の記事化です。

数ある植物栽培のなかでも、かいわれは非常にお手軽で、基本的には水と土と種をセットするだけで、1-2週間前後で収穫に至ります。収穫後すぐ食べれるのもよいですね。ラズパイZeroWとカメラのセットアップが終わって被写体を探していたところだったので、どうせならタイムラプス撮影しようと思い立ちました。

下記が完成した動画です。真上から撮ったので、巨大植物に襲われるような感じの絵が取れました。曲を作ってたら遅くなっちゃいました。

https://ashitani.jp/movies/kaiware.mp4 (注:音が出ます)

下記が今回撮影用に作った環境です。

kaiware1
kaiware2

以下、製作記です。それぞれの作業はどれも大したことないのですが、全部やるとそこそこ作業量がありますね。

まずカメラとラズパイを固定します。ラズパイ本体の近くにカメラを固定したかったので、レーザーカッターで固定用の板を作って、本体とカメラを固定しました。最低限の構成ですがなかなかスッキリです。夜中も撮影する必要があるのでLEDをつけます。秋月で適当な白色LEDを買って、本体・カメラ・LEDを栽培用の容器に取り付けます。

ラズパイのカメラ撮影はソフトウェアがばっちり整備されていて、とっても簡単です。今回はpythonから制御しました。picameraで撮影ができますし、RPi.GPIOでGPIO制御ができます。GPIOでフラッシュ代わりのLEDを光らせ、カメラで撮影し、日付をファイル名にしてjpgファイルを生成するスクリプトを書きました。このスクリプトをcronで10分おきに起動します。ここまでできたらあとはひたすら待つだけです。枚数が多くなるとSDカードがあふれるかもと思い、今回は320x240とかなり小さめの画像で保存しました。

取得できた画像をopencv/ffmpegを使い30fpsで動画化すればタイムラプス動画が出来ます。10分に1枚撮った画像を30fps動画にしたので、動画の1秒が実時間の300分に相当します。18000倍速再生ってかんじですね。さすがに320x240は小さすぎるのでVGAにアップスケールして、カウンタをつけました。

せっかくなので音楽もつけてみました。曲というほどのものでもないですが自作曲です。一工夫として、部屋の照明がついてるときに背景が明るく映っている様子が見えたので、これに同期させてノイズを生成してみました。pysoundfileというモジュールでnumpyの配列をwavファイルに変換できます。画像のフレーム一枚ごとに44100/30 サンプルぶんの音声データを追加していきます。画面端の輝度が高いときはノイズを、そうでないときは無音を、という風に足せば、明るいときだけノイズが出るような音声ファイルを生成できます。これをDAWにぺったり貼ればできあがりです。

次回はもうちょっと高密度に種をまいてみるかな。。いろいろ反省事項はあって、撮影用、固定用、照明用で天面に穴を開けましたが、あとで考えると空気穴がこれらだけという鬼畜な状況ですので、もっと穴はこまかくあけたほうがよいかも。照明は、今回は撮影目線でだけ点灯しましたが、発芽まではなるべく当てないほうがよいとか、発芽後は特定波長を特定周期で照らすとよいとか、いろいろあるそうですので積極的に制御するのも面白いでしょうかね。なおやはりLEDに向かって伸びていました。ポンプを入手して水やりも自動化してみたいですね。冬場だと成長は遅いかわりに水が腐ったりしないのですが、夏場は水が腐りやすいので数回に分けて水をやったほうがよいです。完全に自動化せずに、Web経由で中継しておいて、クリックで水やりみたいにしたほうが楽しいかもですね。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
テスト (2018-01-25 21:37)

投稿テスト

突っ込み道 (2018-12-07 11:01)

面白い試み! <br>でも音楽があってません。

Eleven Tenths 板野 (2021-03-04 19:32)

突然のご連絡、恐れ入ります。Eleven Tenthsの板野と申します。 <br>弊社は複数の専門部門を持つ、英国最大級のフルサービス・デジタルエージェンシーです。 <br>グループ全体では200名超の社員を擁しており、英国で最も急成長しているデジタルマーケティングエージェンシーとして、世界を牽引するグローバル企業と協業を重ねてまいりました。 <br>ブログを拝見させていただき、その影響力の観点から、日本市場に向けた顧客サイトの被リンク、または記事掲載にご協力をいただけないかと考え、ご連絡致しました。 <br>(今回コラボ頂きたい顧客は、世界32ヵ国へのオンライン販売の実績があり、50万点を超える部品・工具類の取り扱いがございます。) <br> <br>既存のブログ記事「かいわれタイムラプス(2018-01-22 付)」内、または今後新規作成される記事内にて、弊社顧客の情報の被リンクの追加、または弊社ライターが執筆する記事の掲載をお願いしたく存じます。 <br>バナー広告ではなく、既存記事の本文中にバックリンクとしてURLの記載を頂きたく考えております。 <br>広告はオンラインリンクを添付することで「購買」を促すものではなく、サイトのPV数向上、SEO上の効果向上のための施策となります。 <br>バックリンク内容は、あしたに@Webのサイトの信頼性を失うことなく、また読者の方にとって有益な情報提供となるような形でリンクを掲載していただければと、考えております。また、コラボ頂く顧客はかなり有名であるため、あしたに@Webにとっても、読者獲得にもつながります。 <br>(ステルスマーケティングのように、商品の宣伝を担っていただくものではございません。) <br> <br>その後の顧客ページPVや購買数向上などに関わらず、ご掲載いただいた時点で弊社よりご掲載料をお支払いさせていただきます。 <br>オンラインで販売を行っている顧客トラフィック <br> <br>ご検討頂ける場合、改めて顧客の詳細をご連絡させていただきたく存じます。 <br> <br>是非ご検討頂けますと幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。 <br> <br>Eleven Tenths 板野 <br>Japanese SEO / Content Writer <br>seina@eleven-tenths.com

Eleven Tenths 板野 (2021-04-01 22:17)

あしたに@Web 運営管理者様 <br>お世話になっております。Eleven Tenthsの板野です。 <br>先日ご連絡させていただいた電子部品のオンライン販売会社とのコラボレーションのご相談につきまして、ご検討状況はいかがでしょうか。 <br>具体的な内容につきましてはご意向を伺いながら、ご相談させていただけますと幸いです。是非ご意向をお聞かせいただけましたら幸いです。 <br>もし、ご検討にあたり不明点がございましたら、いつでもご連絡いただければと存じます。 <br>ご協力いただけると大変光栄でございます。 <br>ご連絡をお待ちしております。 <br>Eleven Tenths 板野 <br>Japanese SEO / Content Writer <br>seina@eleven-tenths.com