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2017-05-05 [長年日記]

めしにしましょう

めしにしましょう、という料理漫画が大好きです。独特の言語感覚とエクストリームな料理の数々が心を揺さぶります。比較的理論ベースで進めつつレシピは数値で示さないという謎な立ち位置もまた良しです。スービード(低温調理)は前々から興味があったのでそのあたりもヒットしました。作者の小林銅蟲氏のブログ(パル)では実写版を拝むことができます。言語感覚はこのエントリが卓越しています。

ちょっと真似してみたいわけですが、基本は低温調理か謎食材という、なかなか素人には手を出しづらい領域です。謎食材はともかく低温調理は非常に興味深いのでAnovaが欲しいのですが、狭いキッチンに調理具を増やすのはNGと、我が家のキッチンを支配するお方からダメ出しを食らったので不可能です。かといって風呂低温調理も怖いです。

レシピを見回して現実的にやれそうなのが、あんかけチャーハンと肩ロース氏の2点なので、それらをやってみました。

あんかけチャーハン

こちらを参考にしました。肉はひき肉ではなく細切れで、あと、餡に「なめこ」を使えとゴーストが囁くのでそのようにしてみます。米を水洗いして油を混ぜた後に卵と混ぜてから焼くとすごくパラパラになる、というところに興味がありました。

途中の写真をさっぱり撮ってないのですが、こういうかんじにできました。

チャーハン

チャーハンのパラパラ感は感動なので、油の投入に罪悪感のない人は試す価値ありと思います。 味付けは失敗。チャーハンが薄すぎ、餡が濃すぎました。チャーハンは塩コショウ程度にしたのですが、もうちょっと濃いめが好き。オリジナルはナンプラーを使うそうでそれはありだと思います。本体が薄くても餡が濃いからいけるかと思ったがそうでもなかったです。このあたりは好みの問題ですね。餡なしでチャーハンのみ極めたい感じですが、これ具入りにするには後投入かなあ。

正直リベンジしたいかんじです。自作補正で美味しくいただけましたが、ポテンシャルはもっと高いはず。

肩ロース氏

「これはうまいので敬称がついています」という肩ロース氏。肩ロースブロックはどの肉屋でもあるとは限らないですね。厚みがロマンだそうなのでブロックにこだわって購入します。

レシピはここを基準にします。炊飯器保温による低温調理で、まあそれならどうにかなるか、という感じです。

まず肩ロースブロックから脂身を切り出し、ジップロックに投入し、炊飯器で5時間程度やりました。

肩ロース1
肩ロース2

はい。もう既にうまそうです。ほんとの低温調理だともっとピンク色に仕上がるそうですが。

たれを作って漬けます。さっきのジップロックにたれごと戻して冷蔵庫で寝かせます。起きたらフライパンに直行です。

また途中の写真を忘れましたが、できあがりです。ちっともうまそうに見えないのですが、撮影技術の問題です。黒焦げにしか見えませんが実物はそんなに焦げてません。むしろちょっと焦げてるぐらいが旨いです。

肩ロース3

肝心の味ですが、漫画の通り優勝で、バカになる味でした。分厚く柔らかい肉、しっかりとした甘み、脳天に来るとはこのことか。白米がするすると胃に吸い込まれていきます。低温調理版レシピなので、もっと分厚くしてもよかったかもしれない。難点は、食欲が刺激されすぎて食いすぎてしまうことと、食った後何もする気がなることですかね。。

作者の最新のレシピでは片栗粉は不要らしいのですが、個人的にはこのねっとり感も脳を刺激するのであったほうが好みです。

料理は全然やらないのですが、理系的な説明をされるとちょっと試してみたくなったのでした。たまにやると楽しいですね。毎日やってくれてる妻のことを改めて尊敬しました。