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2005-06-20 [長年日記]

眠れぬ夜と種ともこ

珍しく眠れないので鍵盤でも弾いてみる。30分ほど弾くと結構すっきりしたが眠くはならないのでだらだらと今度は違う鍵盤を叩く。

足銀破たん、に関する週刊誌の見出しを見て、「アシギンハたん」と読んでしまった。いわゆる破たん萌え〜である。ググってみたけど破たん萌えはまだ確立されていないジャンルのようだ。

さて。

最近何聴いてる?と聞かれたら「種ともこ」と答えようと待ちかまえているのに誰も聞いてくれない。っつうかそんなこと言われても返答しようがないだろうけど。てことでまったく唐突に紹介するのは「種ともこGolden Best」。33曲入って3000円と超お得。1曲100円以下かよ!すんげい。え?種ともこ知らないですか?80年代に活躍した打ち込み一人多録少女(?)ですよ。

やけにハイテンションな各曲の中で、今聴き直すとひときわ光るのが"LAST TRAM TO NRT"という曲。これが良いんだ。いつの曲だこれ。91年か。

子供の頃の私はNRTって何じゃらほい。TRAMもわからんしなんのこっちゃこの暗い曲は。いいからゲンキ力爆弾!とか愛してる〜とかアフリカ〜とかキュウリと馬〜とか唄っとけよ種ともこは、とか思ってましたよ。

ガキですみませんっしたー。まじでー。すげえかっちょいいっすわー。交錯する効果音と弦楽器とコーラス。91年にこんなことやってるなんて。このころは、「笑顔で愛してる」とか「水の中の惑星」とか「Mighty Love」とか、いやあポップスっていいですなあって曲ばっかりで、ほとんどもう100%ポップでキャッチーでパパイヤでマンゴー(意味不明)。そんななか、1曲だけものすごく闇に向かってひた走る曲が。「スマイルはタダの外食産業。スマイル以外は高すぎて」と、「キミ」とか「ボク」とかに呪詛をつぶやきながら成田行き列車に一人で乗る種ともこ。これがまた良いのだ。油断ならん。

えー、このベスト盤、スポーツクラブで走ったりするときにもえらく合うのでオススメです。基本的にテンション高いので。80年代がテンション高かったのか種ともこが特別高かったのかは不明ですが、まあ両方でしょうか。あと私がなんでこんなにテンション高いのかも謎です。躁っぽいです。暑くて眠れん上に明日朝早いんだよなあ。